分野を変えるの楽しさ

 最近、自身の研究に関する勉強が楽しい。分子生物学の基礎知識が出来上がってきて、ようやくそれらを自分の研究と関連づけてアイデアを出せるようになったからだろう。すでに今の研究室に着任して5年、「遅いちゅうねん!」という突っ込みが入りそうだ。僕のように一つの分野を曲がりなりにも修めてしまった後で、その分野(高分子科学)の考え方は置いておいて、新しい分野(バイオテクノロジー、バイオマテリアル)の考え方に染まるのは、ゼロからはじめるより時間がかかるんだ、きっと!(と思って自身を納得させる)
これから自分の世界が広がる予感がしてとても楽しい。