2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

教員システムの日米比較

僕は日本で助教(assistant professor)というポジションにいる。アメリカの助教はPI(principal investigator)であり、独立して研究室を運営する。一方、日本の場合、教授―准教授―助教のように複数の教員で一つの研究室を運営する場合が多い。したがって、…

留学の目的を忘れる

Labでのみなさんからの信頼が高まっていることはとてもうれしいこと。しかし、当然、自分の仕事に割ける時間が減ってくる。装置の使い方を教えたり、ディスカッションしたり。この間は、PDのSさんが僕の仕事を手伝いたいと言ってきてくれた。この件にはこれ…

ラボメンバーからの信頼

今朝、うれしいことがあった。博士課程のMさんが、朝、僕に見て欲しいデータがあると言ってきた。見せてもらうと、僕がこの間のラボミーティングで話したある現象についての解釈を補強するようなデータだった。別の目的ではじめた実験だったが、期せずしてそ…

言葉の壁と、ボスとの信頼関係

今度、うちのlabに僕の友人のAさんがPDとして来る事になった。とても優秀かつハードワーカーなので(ハードワーカーを自称する僕ですが、はじめて身近な人でかなわないと思ったのがAさん)、こんなすごい人材はいないことをToshに説明したところ、グラントが…

Mさん来室

先週の月曜は、学生時代から仲良くさせていただいている阪大のMさんがうちのlabに来室された。Texasである学会に参加するとお聞きしたので、その機会に個人的にお誘いしたのだった。Toshに話したところ、Mさんの業績を見てぜひ自分から招待したいと言ってく…

Retreatに参加

アメリカの大学では年に1回、学科ごとにRetreatというイベントがあるようだ。これは、院生以上の学生、教員、PDが一箇所に集まって寝泊りししながら、講演を聞いたり、ディスカッションしたり、飲んで騒いだりするイベントである。日本の研究室でいうところ…