Mさん来室

 先週の月曜は、学生時代から仲良くさせていただいている阪大のMさんがうちのlabに来室された。Texasである学会に参加するとお聞きしたので、その機会に個人的にお誘いしたのだった。Toshに話したところ、Mさんの業績を見てぜひ自分から招待したいと言ってくれて、少しだけ大事になった。
 Mさんには前日入りしていただき、その晩はTosh、関連研究のB教授と私の4人で、Toshお薦めのレストランで会食をした。ワインを3本空け、たいへん盛り上がった。僕自身にとっても、Toshの人柄をさらに深く知ることができ有意義だった。僕からすると、彼は研究も研究室運営もすべてをレベルの高いところでこなすスーパーマンに見え、近寄り難い印象さえあったが、実は家族や研究室メンバーの幸せを思いこつこつ努力しているという素朴な姿を知ることが出来た。
 翌日は、朝からキャンパスをご紹介したあと、講演をしていただいた。当学科のspecial seminarとして宣伝したこともあり、他学科からもお客さんが来るほどの盛況だった。その中、Mさんは1時間近くに及ぶ講演を難なくこなされた。英語の上手なMさんをとてもうらやましく思った。またバイオメディカルエンジニアリングの分野で質の高い仕事をしている日本人研究者を紹介することができて鼻が高かった。講演会のあとは、お疲れとのころ恐縮だったが、教授2人を含む、6人の研究者と矢継ぎ早にディスカッションしていただいた。Mさんの要領のよさ、つまり相手の研究のポイントをつかんで的確なアドバイスをする様子にはとても感心した。
 Mさん本当にどうもありがとうございました。