ラボメンバーとのふれあい

先々週の金曜は博士課程のG君の弟君が近くの町のRaleighでヘビメタバンドをやっていてそのライブに誘われた。僕はこの研究室でかなりのロックファンということで通っている。まずは車で30分かかるG君のうちまで夜の高速を走った。はじめての道かつ夜ということでgoogle mapでしっかり予習していったが、途中で道を間違えたりして、とても肩がこった。なんとかG君宅にたどりつき、それから彼の運転でライブ会場のあるRaleighのダウンタウンへ。まだ時間があったので、近くのバー兼レストランで一緒に食事をとる。彼は静かで知的なタイプなので、お酒の勢いで色々はなしたかったが、帰りがあるので飲めなかった。だけど雰囲気のせいか、かなり打ち解けて話すことができた。研究のこと、研究室のこと、将来のこと、日本とアメリカの文化、歴史など。僕と意見が一致するところが多々あり、みんな同じように感じていることに安心した。ライブ会場ではバンドメンバー全員に紹介してもらったり、両親を紹介してもらった。彼の両親、ほぼ毎回、弟君のライブを見に来ているとのことで、とても感心し、感動した。弟君は肩や二の腕に立派なタトゥーが入っていて、町で見かけても顔を合わせられない外見だが、話してみるととても親切でシャイだった。この両親のもとでは非行に走ることはないだろう。G君はそんな両親をたいへん誇りにしていた。
 それから先週の金曜日はラボマネージャーのVさんのお宅に家族で呼ばれた。僕らがコミュニケーションで不自由しているのを心配して誘ってくれた。彼女は南米の出身でとても気さく。彼女のおかげで研究室が明るいし、僕も折々に励ましてもらっている。彼女のうちはモデルルームのようにきれいでありながら、温かい雰囲気であった。だんなさんも同様に気さくであり、5歳の娘と7歳の息子も礼儀正しくてやさしく、うちの息子と一緒になって遊んでくれた。この経験のおかげで息子はこちらの子供への苦手意識がなくなった。家内も地元の一家とのはじめての付き合いにとても満足していた。Vさんどうもありがとう!!